インしようと思ったら、メンテ中…
なので最近、本で読んだり、聞きかじったカリブ海賊たちのお話を少々。
まずカリブ海賊と聞いて思い出すのはやはりバッカニアではなかろうか。
バッカニアの語源は「薫製肉野郎」である。
この「薫製肉野郎」とはイスパニョーラ島の原住民から薫製肉づくりを
教わった移民たちを呼ぶ蔑称のようだ。
彼らは薫製肉を作り、寄港する船と物々交換をして生活していた。
そんな彼らを迫害する者が居た。イスパニョーラ島の支配者イスパニアだ。
イスパニョーラ島は当時、イスパニア領土。イスパニア人以外の人種は不法移民。
それを理由に、イスパニアは「バッカニア」を追い出しにかかった。
居場所を奪われた「バッカニア」はイスパニョーラ島北西のトルチェ島に渡る。
トルチェ島は小さな島で満足に家畜を養える場所ではなかったのだろう。
彼らは生活の糧を求めて海賊行為に走る。
が、ここでイスパニアは彼らを危険視し取り締まりにかかる。
トルチェ島に渡り、彼らを捕縛、死刑台へと送った。
こういった経緯で彼ら「バッカニア」はイスパニアに対して憎悪の念を抱く。
生き残った「バッカニア」たちはイスパニア船を片っ端から標的にすることになったのだ。
さて、この「バッカニア」の時代はイスパニア凋落とともに衰えていく。
イスパニアはジャマイカ島を正式にイングランドへ割譲。
後にイスパニョーラ島の西部もフランスへと割譲している。
もちろんただで渡すわけもない。イスパニアは割譲の条件として
海賊の取り締まり強化の約束を取り付けていた。
こうして各国から追われる身となった「バッカニア」。
中には海賊に対し、恩赦を行う国もあったようだが…。
やっぱり海賊は海賊。その命を賭して海賊行為に臨んだようである。
こうして生まれたのが「フィリバスタ」。
相手の国籍は関係なし!とにかく奪え!!という純然たる海賊の誕生だ。
そんな彼らの拠点となったのがハバナの北にあるニュープロヴィデンス島ナッソーなのだ。
そんな彼らを邪魔に思う連中は山ほど居る。
とくに邪魔に思ったのは北米進出をしていたイングランドだ。
航路上に海賊どもの拠点があっては非常に困る。
そこで、ウッズ・ロジャーズをバハマ総督に任じる。
ロジャーズはナッソーに巣くうフィリバスタたちに赦免状の発行を行った。
ロジャーズの赦免状勧告に応じ投降した者のなかにはベンジャミン・ホニゴールドの姿もあった。
が、この勧告にも従わずナッソーから脱出してまでも海賊を続ける者もいた。
黒髭ことエドワード・ティーチもその一人だ。
その後、イングランドは徹底して海賊を取り締まる。
トドメとなったのが「海賊取締法」。
海賊といえども、延々と船上だけで生活できるはずもない。
奪ったお宝を換金、武器弾薬、食料を補充せねばならない。
その役割を担っていたのが、ポートロイヤルでありナッソーなのだ。
が、「海賊取締法」により海賊と取引のある者全てが罰則の対象とされてしまった。
こうなっては満足に海賊活動を行えないし、やったところでお宝を金に換えられない。
こうして海賊活動は衰退していった…

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